2019年9月は13日~18日まで4泊6日でニューカレドニアに行ってきました。
さらっと振り返りたいと思います。
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9月のニューカレドニア
まず、日本(東京)だと湿度も温度も高くて溶けてしまいそうになるくらいの真夏ですが、ニューカレドニアは「るるぶ」情報だと冬でした。
平均気温は22度で、降水量も少なく、ベストシーズンだと書かれていました。
けれど泳ぐには寒く、泳いでいるのは観光客だけだとネットで書かれていたり。
22度って中途半端でどんな服を持って行けばいいのか悩みに悩み、結局薄い生地の長袖を何枚か持ち、あとは夏っぽいワンピースを持って行きました。
そしたら、朝晩と日中の気温差がすごくあり、晩は私の持って行った長袖なんかじゃ寒すぎて、飛行機の中で着ていたユニクロのウルトラライトダウンジャケットを着て過ごすことに。
私だけ完全に浮いてました。
ちょっと厚めのパーカーとか持って行けば良かったなぁとちょっと後悔(>_<)
そして海。
海はネットで書かれていたように現地の人は・・・というか、私達以外ほぼ泳いでいなかったです。
ニューカレドニアの夏は1月~3月らしいので、海のベストシーズンはこの季節ですね。
他の方はパドルボートに乗ったり、カヌーを楽しんだりしていて、私のようにシュノーケリングしている人は居なかったなぁ。。。
確かに最初は入れないんじゃないかと思うくらい冷たいんです。
けど、慣れてしまえば海の中の方が温かく感じで快適でした。
リゾート周辺でしか泳いでないのですが、サンゴがとにかく生き生きしていて感動しっぱなし。
最初の海の冷たさに耐えられるなら入った方が絶対に良い。
あとは風邪をひかないように。。。
リビエルブルー州立公園
この公園にはHISでツアーを事前に予約して行きました。
名物ガイドと言われているフランソワさんと行くツアーで、10時~17時ごろまでの丸一日ツアーでした。
ツアー当日は、私たちの泊まっているホテルに送迎は無いとHISから言われ、指定されたヒルトンホテルまで行って待っていましたが、なかなか送迎車が来なくて電話したところ、私達の泊まっていたホテルで待ってくれていたようです。なんでよ~。
結局、私達が待っていたホテルまで来てくれたのでよかったですが。
そして、送迎車に乗っていたのはガイドのフランソワさんでした。
リビエルブルー州立公園に着くまでの間も、車から見えるニューカレドニアの固有植物について熱心に教えてくれるフランソワさん。
ニューカレドニアにある半分以上の植物が、ニューカレドニアにしか生息していない固有種なんだとか。
日本語は独学で学んだらしいです。所々わからなかったりしますが、ニューカレドニア愛はひしひしと伝わってきます。
行く前まで、自分で歩いて周るツアーだと思っていましたが、とにかく広い公園(90㎞²)なので、基本的に移動は車でした。
途中で何度か車を降り、植物や木を見せてくれたり、歴史を聞かせてくれたり、トイレ休憩に行ったりを繰り返します。
こんな道をずっと奥まで進んでいきました。
熱心に教えてくれるフランソワさん
公園には見たことない植物ばかり。
行く前から見たかったウツボカズラも見ることが出来て嬉しかったです。
不思議な生え方をしたお花
これはコケの一種らしいです。
そして一番見たかったウツボカヅラ。
赤いのも生えていました。
お昼は公園の中にBBQが出来るところがあり、フランソワさんが焼いてくれました。
カメラを向けるとポーズをとってくれます。優しい。
フランソワさんの奥さんも同行していて、奥さん手作りのサラダなども頂きました。
自然の中で食べるご飯ってとっても美味しいですよね(*^_^*)
食べた後は目の前の湖で笹ボートを作って流して遊んでいました。
ご飯を食べた後もまだまだ周り・・・
ニューカレドニアにしか居ない鳥「カグー」にも会えました。
水色にグレーが混じったような綺麗な色をしています。
フランソワさんがスコップで枯れ葉を除けるとそこにカグーがやってきて、枯れ葉に隠れていたミミズなどの虫を食べていました。頭が良い。
フランソワさんは「怠け者の鳥」と言っていました(笑)
ツアーの最後はモン・ドールの泉に立ち寄りました。
ニューカレドニアで売っているペットボトルのお水が出ている所です。
地元の人が水を汲みに来ていました。
こんな写真を撮るのがお決まりらしい。
この日はツアー客が私達しか居なくて独り占め状態だったのは嬉しいのですが、フランソワさんがとにかくずーーーーーっと喋っているので、気が抜けない!
一日中車を乗り降りして体を動かし、お昼もいっぱい食べて、車の中はポカポカ暖かくて、ついウトウトしてしまったり。
けど、このツアーには参加して本当に良かったです。
見たことのない植物を見れたのもそうですが、空気がとっても気持ちいい。
あっという間の一日でした(*^_^*)
エスカパートアイランドリゾート
シュノーケリングがしたくて行ったリゾート。メトル島にあります。
離島のホテルで、ボートを調べずに行ったら乗り場が見つからずウロウロしてしまいました。
色んな人に何度も聞いて、観光バスなのか路線バスなのかわからないバスに乗せてもらい、乗り場で下ろして貰えたので無事に到着。
アンスバタの乗り場
帰りのボートは乗った場所とは違う所で降ろされ、多分そこがホテル公式(?)の発着場だったんだと思います。
島内の様子
ボートから降りて桟橋を渡っていると「リゾートに来た!」という気分になっていつもテンション上がります。
ゆったりとした時間が流れています。
ホテルの部屋
水上ヴィラを予約したと思っていたら海が見えるビーチヴィラでした(^_^;)
水上ヴィラはこんな感じ。
夕方はまた違って見えます。
ホテルの部屋ですが、少し古めのお部屋でした。
(私物沢山ですみません)
古いのはお手入れが行き届いていれば、気にならないと思うのですが、お掃除はそこまで行き届いてない感じでちょっと残念。。。
一度朝の支度をしているときにお掃除の方が入ってきたのですが、ゴミを集めて床を掃いて、タオル交換をして終わりでした。10分くらい。
シーツの取り替えは無かったです。私達が居たから???
そしてドライヤーが必ず10分くらい使用したところで動かなくなる。
なんだったんでしょう。
ベットは大きくてフカフカしていて気持ちよかったです。
歯ブラシなどのアメニティはありましたが、自分で持って行った方が良いかもしれないです。
レストランでの食事
食事ですが、朝はビュッフェ、夜はレストランの入り口に行き、ビュッフェと単品のどちらかをスタッフに伝えると席まで案内してくれます。
夜はこんな感じ。照明が独特。
私達は毎日ビュッフェでしたが普通…の味でした。
とび抜けて美味しい!!と思う料理も無く。
種類は多かったです。
毎日ほぼ同じ料理が出てくるので何日も居ると飽きちゃうかなぁ。
天使のエビが毎日あったので、それは飽きずに毎日食べていました(笑)
お昼は同じレストランで軽食が食べられます。
レストランの前にはプールがあって、それを囲むようにテーブルが並んでいるので初日はそこで食べていました。
ものすごい数の鳥が食事を狙っていて、少し目を離したら私達の座っていたテーブルに鳥が群がり、食事が散らかされてしまいました。
せっかく頼んだポテトが・・・。
次の日からは屋内で食べるようにしました。
よく見ると床は鳥のフンだらけ。
外での食事は衛生面を気にする方は厳しいかもしれないですね。。。
朝はパンケーキがお気に入りでした。
そして待望の海!
このホテル周辺の海は素晴らしかった!!(*^∀^*)
サンゴがびっしり生えていて、魚もたくさん!!
色鮮やかな枝サンゴ。
モルディブよりもサンゴは生き生きしています。
ここでのシュノーケリングは本当に楽しくて、朝からずっと海の中で過ごしていました。
ここの海は白っぽくて、モルディブのようにずっと遠くまで見渡せるわけではなく、少し先は見えるなという感じ。
とっても綺麗な黄緑色のサンゴ。
サンゴの先が水色が水色で可愛い。
お魚天国。
ものすごく大きなウニがいました。
カメも発見。
橋の上から見てもこんなにぐっちゃりと魚が泳いでいました。
リゾートの感想
このホテルは泳ぐには楽しいけれど、サービスや清潔感、食事の面で考えると、また行きたい?と言われると「?」ですね。。。
モルディブと同じ1島1リゾートなので、どうしても比較してしまって。。。
金額が違うので、しょうがないんですけどね。
リゾートに着いて、ボートから1mくらい高さのある桟橋にキャリーケースを自分で上げるのには驚きました。
ロングワンピースを着ていたので、自分自身が桟橋に上がるにも服がひっかかりモタモタ。
時間にもきっちりでした。
リゾート最終日はスパに行きました。
しっかり揉んでくれて気持ちが良かったです。
ただ、終わった後にシャワーに入りドライヤーで髪を乾かそうと思っていたらスタッフの方のお昼時間になったらしく、声をかけられ、居づらくなって外に出るとすぐに鍵をかけられました。
その後、そのスタッフさんは外に出てきてスパ前の机でご飯を食べていて・・・察してよ~。言えば良かったのかな。
最後はキャリーケースは自分の部屋に置いたまま、時間になったらボートに乗るように言われていたのでそのようにしたら、ボートにキャリーケースが詰まれてなく、ヌメアでボートを降りるときに気付いて、1時間荷物が届くのを待ちました。。。
ちなみにリゾートからは毎日10時・14時・17時でヌメアに戻るボートが出ていました。
長々書いてしまいましたが、せっかくの1島1リゾートならもっともっと出来るサービスがあるだろうに勿体ないなぁ。というのが正直な感想でした。
だけど、ゆっくり過ごすことができて、大好きな魚達と泳ぐことが出来たので良かったかな。
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ヌメア
ヌメアの街は小さなブティックが並んでいてオシャレな街並み。
お店の中も可愛い(*^_^*)
ただ、噂では聞いていたけど土曜日、日曜日はお店がまったく営業していなく、平日も閉店時間が17時と早く、時間になったらすぐにシャッターが下ります。
「イヴ・ロシェ」の店舗に閉店前だと気付かず入ると、店員さんに「あと10分で閉店よ。そしてカードオンリー。大丈夫?」と言われました。
日本だとお客さんが閉店ギリギリまで入れるし、閉店時間を過ぎても退店するまで見守るお店が多いですよね。
やっぱり時間にはきっちりな国です。
自動販売機やコンビニも全く無いので、ホテルに戻った後何か食べたいな~と思って外に出ても何も買えません。
あと、外からお店の様子がわかりにくい所が多くて、入るのに勇気がいりました。
大型のショッピングセンターのような所は見当たらなかったです。
なので、会社用のお土産は「johnston」という大型スーパーで買い物していました。
そんな感じの街なので、ショッピングを楽しみにしてくると少し物足りないかもしれないですね。
空港まで送迎してくれたガイドさんが話していたのですが、ニューカレドニアはここ数年でテレビや雑誌で取り上げられて有名になったけれど、観光業にはそこまで力を入れていない国だと言っていました。
沢山の資源があるから、観光に力を入れなくても大丈夫なんだとか。
そう言われてみれば、リビエルブルー州立公園の赤土にはニッケルが含まれているってフランソワさんが言っていました。世界の4分の1がニューカレドニアには埋まっているんだとか。
だから観光客が多く来そうな土日はお店がやってないし、平日も17時には閉まってしまうのかもしれないですね。
他にも、街を歩いているとトトロに出てきそうな木があったり
こんな絵が描かれていたり。
ヌメアの真ん中には子供や年配の方の憩いの場となっている緑豊かなココティエ広場があります。
ここにも見たことのない木が
私達が行ったときは夜にカーニバルがこの周辺でやっていました。
ココティエ広場では屋台が出ていて夜中まで賑やかでしたよ。
マルシェ
ヌメアから少し歩いたところにあるマルシェ。朝市です。
この朝市は意外と大きくて、日曜日でもやっていました。
屋内では果物や野菜、雑貨が売られていて、そこ軽食が食べられるカフェがあり、屋外にも雑貨や服、パレオなどが各スペースで売られています。
朝から多くの人で賑わっていて楽しい雰囲気でした。
朝食はここのカフェで済ませました。
日本じゃ着れないリゾートワンピースをゲット。リゾートでたくさん着ていました。
あとニューカレドニアのマグネット。今度から海外に行ったら思い出に買おうと思って。写真を撮っていないのですがカラフルで可愛いです。
11時ごろになっても営業している店が多く、そんなに焦って朝一で行かなくても大丈夫そうです。
マルシェからはヨットハーバーが見えました。
真っ白なヨットが真っ青な海に良く映えますね(*^_^*)
水上レストラン「ル・ルーフ」
最終日の夜はニューカレドニアで唯一海の上にあるレストラン「ル・ルーフ」に行きました。
ヌメアからは遠いので、マルシェの近くから出ているバスに乗り、アンス・ヴァタの方に向かって行きます。
ル・ルーフの近くにバス停があり、そこで降りると海の音が聞こえてきます。
海の音はいつ聞いても癒されます。。。
降りたバス停の通りには他にも飲食店や雑貨屋さんがありました。
陽気な音楽とお客さんの笑い声が聞こえてきて、楽しそうでした。
ル・ルーフの中はとっても広くて、落ち着いた雰囲気。
そして建物の中央は床が抜けていて、その下の海を見ながら食事が出来るようになっていました。
大人なレストランでした。私、大丈夫だったかな(^_^;)
私たちはその中央横の席に案内されました。
夜でも海の中がライトアップされていて、たまに大きな魚が通っていくのが見えました。
外にもテラス席があり、日中行くならそこで海を感じながら食べるのも良さそう。
お肉や魚系料理を3品と飲み物を頼み、最後の食事を楽しみました。
どの料理もとっても美味しかったです。
レストランの方の気配りが素晴らしくて、水が欲しいな、とか料理の追加をしたいな、とか思っていると、スタッフを探す素振りをしたわけでもないのに良いタイミングでスッと席に来てくれて対応してくれました。
ジロジロ見られている感じもしないので、嫌な感じはしないです。
空港まで送ってくれるガイドさんに、このレストランでピックアップしてほしいと頼んでいたので、送迎車が来るまでの間ゆっくりと過ごしました。
そしてお会計。高いとは聞いていたけど本当に高かった。。。
料理一つがどれも5,000円くらいしたので、覚悟はしていたけれど、この旅行最後のびっくりでした。
それでも、あの居心地の良い空間で、そして海も見ながら食事も出来たので満足です。
他アレコレ
ホテル ル パリ
上には書かなかったのですが、4泊のうち最初の2泊はヌメアにある「ホテル ル パリ」というホテルに泊まりました。
そして、最後の2日を上の「エスカパートアイランドリゾート」へ。
「ホテル ル パリ」は古いホテルでしたが、隅まで手が入っていて清潔感のあるホテルでした。
ショップやマルシェ、ココティエ広場にも歩いて行けて、便利が良いです。
そしてスタッフの方がとても親切でした。日本語がとても上手な男性スタッフが居て、何か困ったことがあればその男性頼みでした。
毎回嫌な顔せず、ニコニコと対応してくれて嬉しかったです。
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キャリーケースの預け場所
ニューカレドニア最終日は離島にあるリゾートからヌメアに移動し、ヌメアでショッピング、「ル・ルーフ」で夜ご飯を食べて帰国、という予定を立てていたのですが、ここで問題が。
離島からヌメアに到着したときに持っているキャリーケースをどうしよう。
重たいキャリーケースを持ってショッピングは大変だし、コインロッカーは無さそう。
離島のリゾートじゃなければ、チェックアウトしても荷物をホテルで預かってもらえる所もありますが、離島なのでそんなことは出来ない。。。どうしよう・・・と困っていたことろ、送迎のガイドさんがチェックアウトして何日かたったホテルでも荷物を預かってくれると教えてくれました。
なので、「ホテル ル パリ」をチェックアウトするときに2日後に荷物を預かってほしいとお願いすると、笑顔でOKもらえました。
本当にそんなことしてくれるのかなぁ~と疑っていました。すみません。
なので身軽に買い物も出来て、レストランにも行けて、ストレスフリーでした♪
ニューカレドニアまとめ
自然溢れるニューカレドニア。
ショッピングするには物足りなかったですが、サンゴと魚がいっぱいの海や、見たことのない動植物を沢山見ることが出来てとても楽しかったです(*^_^*)
そしてニューカレドニアの人たちはとても親切。
英語もフランス語も話せない私ですがなんとかなりました(笑)
物価は高いので、注意していかないとレストランとかで支払うときにかなり驚きます。
そしてニューカレドニアではC国の方をあまり見ませんでした。どこに行っても見かけるのに不思議。
C国の方にはまだあまり人気がない国なのでしょうか???
今回見れたのはまだ一部で島全体を見たわけではないので、今度行くことがあればヌメアではなく中部や北部、離島に行き、手つかずの大自然を見てみたいなぁ。
またいつの日か行くことが出来ますように。
以上、ニューカレドニア旅行記でした。
気付いたらとんでもなく長くなってしまいましたね(汗)
それでもすべて読んでくれた方がいましたら、ありがとうございました(*^_^*)♪