11月は結婚記念旅行ということで、福島にある会津東山温泉の「向瀧」に行ってきました。
3年連続で行っている、お気に入りの旅館です。
新宿から出ている高速バスに乗り、会津若松駅で下車、駅前から出ている「ハイカラさん」という緑色の可愛いバスに乗って行くと下車して3分くらい歩いたところに「向瀧」は見えてきます。
この旅館案内所でバスを降りてすぐです。
今回は仕事で徹夜明けの日が出発日だったので、夜寝てなく、バスの中で爆睡していたらいつの間にか着いていました(笑)
Contents
会津東山温泉「向瀧」はこんなところ
「向瀧」は明治時代から続く歴史ある旅館
「向瀧」は江戸時代には会津藩の保養所として利用されていて、1873年に旅館として創業したそうです。
1996年に旅館として初の登録有形文化財建造物に登録され、今年で創業147年目。
旅館の入口に石碑がどどんと立っていました。
入り口は昔懐かしい感じ。
数奇屋造建築で改修や増築を重ねて、今に至るようです。
147年も経っていますが、中に入ると丁寧に磨き上げられていて大事に大事に受け継がれているのが良くわかります。
そんな歴史のある「向瀧」には伊藤博文や野口英世や最近だと小泉純一郎元首相など、歴代の有名な方達が訪れたんだとか。
私が今回泊まった部屋は、昔伊藤博文が泊まった部屋だったらしいです。なんだか不思議な気分でした。
傾斜地に沿うように建てられた建物なので階段が多く、階段を登って行くと通路が二手に分かれていたり、また階段が現れたりと迷路のよう。
自分の部屋をちゃんと覚えておかないと、お風呂上がりに部屋に戻ろうとしたら帰れなくなりそうな感じ。
なのでずっと大きな旅館だと思っていたのですが、部屋数は24室と少なくて意外でした。
外から見ると5階くらいありそうなのに2階建てらしく、それにも驚きました。
館内にEVは無いのですが、147年も歴史のあるこの旅館には似合わないような気がして、少し不便さはあるかもしれないけれど、ずっとこのままでいて欲しいなぁと思います。
小さな子供とか年配の方など階段が心配な方は1階の部屋を予約すると良いと思います。
そんな急な階段を、従業員の方はスピーディに移動されていてカッコいいんですよ。
私なんて手すりに捕まらないと転がりそうなのに。
どの季節に行っても楽しめる中庭
ここの旅館は中庭もとっても素敵なんです♪
夜もライトアップされていて、部屋の光も溶け込んで綺麗。
中庭には池があり、鯉が泳いでいます。
中庭も建物と同じく傾斜のままになっていて、中庭を囲むようにコの字に部屋が配置されているので、部屋から中庭に出れるようになっているんですよ。
今回泊まった部屋まで行くのに建物内では階段を沢山登って行ったので、何階の部屋なのかと思うのですが、傾斜の高い所にあるだけで部屋からはすぐ中庭に出れるので多分一階なんだと思います。
もう何回か行っているのにいまだによくわかりません(^_^;)
今までは部屋から中庭が見えない部屋に泊まっていたのですが、今回は中庭が見える部屋を予約して行きました。
ちょうど私が行ったときは部屋から紅葉が見れて、眺めてはうっとり。
春には桜、夏にはホタル、冬には雪景色が見られるらしく、他の季節にもいつか行ってみたいです。
源泉かけ流し温泉
「向瀧」には「きつねの湯」・「さるの湯」・貸し切り風呂で「鈴の湯」「瓢の湯」「蔦の湯」と3種類の源泉かけ流しの温泉があり、「きつねの湯」は創業当時からある温泉なんだそうです。
「きつねの湯」は45度あるらしく、他の温泉に比べて温度が高め。
私には熱すぎて入れず、足を入れて終わりました。
なのでいつもは他の2つの温泉を交互に入っています。
「さるの湯」
石造りのレトロな雰囲気な温泉で、お湯も気持ちが良く、つい長湯になってしまいます。
貸切風呂は空いていればいつでも無料で入れるところがお気に入り。
シャワーがついているのは「さるの湯」なので、髪の毛を洗うときはそちらに行くようにしていました。
まだまだ書きたいことは沢山ありますが、語っていたら長くなってしまったので続きは次にしようと思います(*^_^*)